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徐々にあったかくなってきて、体を動かしたくなってきますね!
今日のブログは、ビルで活躍するGRIDメンバーのご紹介、第2弾!
今回ご紹介するのは、Gaiaxの投資家メンバーでありながら、
一般社団法人日本パルクール協会の会長も務められている松田光希さんです。
 
現在松田さんは、永田町GRIDで毎週金曜日の朝、
初心者向けのパルクールイベントを開催しています。
しかし、メンバーの間でも、パルクールって何?何をするスポーツなの?
と、疑問が絶えませんでした。
そこで、松田さんに直撃取材し、パルクールとは何か、どんなスポーツなのかを教えていただきました!

自分を知り、弱さと向き合い、挑戦し続けること

パルクールとは何か、という問いに対して松田さんは、
自分を知り、弱さと向き合い、挑戦し続けること だと、
TEDxHokkaidoに登壇された時に答えています。
https://youtu.be/HeMb6Qorb2Y
この考えに辿り着いた経緯を聞いてみると、とても松田さんらしい答えをいただきました。
パルクールの新しい動き、例えば、今の自分では超えられないだろうと
自然と思ってしまう高さの壁を越えようとする時、その高さより少し低い高さから練習を始め、
どんどん自分をレベルアップさせていく、その過程こそがパルクールそのものだと言います。
今の自分を知り、飛べないかもしれないという心理の弱さと向き合い、挑戦し、
練習を重ね、以前の自分に勝ってレベルアップしたその自分にまた挑戦すること
これこそが、パルクールとは何か、という問いに対する答えだと松田さんは言います。

スポーツであり、アートであり、ライフスタイル

松田さんがパルクールと出会ったのは、小学生の時でした。
テレビ番組で、フリーランニングとして取り上げられた動きに憧れなりに歩くより、
あの角の柵を飛び越えれたらかっこいい!
この壁の上を歩いて突っ切ってしまった方が速い!
というように、かっこよくて速い移動の仕方として生活の中に取り入れ始めたそうです。
それからずっとパルクールは松田さんのライフスタイルになっていきました。
パルクールは、競技として、スポーツとして捉えることもできます。
ですが、Art of Movement、どこまで/どのように身体を動かせるのかを突き詰めた、
ダンスのような芸術としても捉えることができると言います。
さらに、松田さんのようにパルクールをライフスタイルとしている人たちもいます。
つまりパルクールとは、どんな型にも囚われない人間の根本的な運動能力の活かし方だと言えます。

ライフスタイルとしてのパルクール

松田さんの生活は、パルクールで溢れています。
パルクールで新しい動きを会得する時、
レベルをブレイクダウンし、一つ一つをクリアして、目標を達成します。
このプロセスは、仕事にも適用されます。
 
プロジェクトの最終目標を設定し、
達成するまでの過程を、タスクに分けて分解し、一つ一つを消化します。
そうすることで、一見とても達成できそうにない案件も、
少しずつ噛み砕いて、最終的には達成できる、
できないと思っていた自分に勝つことができるのだそうです。

パルクールは、本当に誰でもできる

最後に松田さんは、
毎週金曜日に開かれている初心者向けのパルクールイベントについて、
「興味がある人なら誰でも来て欲しい。
特に、自分には無理だと思っている人や運動音痴だと思っている人に来て欲しい」
とコメントしていました。
パルクールの動きは、とてもアクロバティックで危険度の高いように思えますが、
パルクールは、道具も何も必要としない、極限的に自由度の高い運動です。
さらに言えば、移動、という人間の普遍的な能力の発展とも言えます。
つまり、移動できる人なら誰でもできるようになるのです!
パルクールで、自分のできないと思っていることに挑戦し、
自信をつけたい方がいらっしゃいましたら、ぜひパルクール教室に参加してみてください!
詳細は以下のURLから!
https://ja-jp.facebook.com/pg/NagatachoGRID/events/?ref=page_internal

 
松田 光希
北海道札幌市出身。高校在学中の2008年に留学先のカナダにてパルクールを始める。
2009年より札幌市で市民参加型のパルクール練習会を開始。北海道初のパルクールチームJINを立ち上げ、北海道大学初のパルクールサークルSapporo Parkour Krewを立ち上げる。その後市民向けパルクールワークショップの開催を通じ、札幌に留まらず、全国のパルクールシーンの発展に従事。現在は活動拠点を東京都千代田区に移し、秋葉原を中心としたパルクールコミュニティ作りと普及活動を行なっている。
(出典:https://parkour.tokyo/instructor
 

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